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実機レビュー|メリット|デメリット|ラクアが合わない人
食洗機ほしいけど、いろいろあって選べない…詳しい人から見ていちばんのオススメを教えて!
ホエホエ
いろんな食洗機を見てきたけど、いちばんオススメできるのはサンコーのラクアほえ!
こんにちは!家に5台の食洗機がある食洗機マニアのエマンシーです。(運営者情報)
そんな食洗機マニアが自信をもってオススメするのが、サンコーから発売されているラクア。洗浄力、コスパ、評判や実績、サポート体制、どれをとっても優秀な、最強の1台です。
本記事ではラクアの実機レビューと、買う前に気になるポイントを解説していきます。
工事不要の食洗機が気になっている方はぜひ読んでみてください。
ラクア(STTDWAD)の基本スペック
商品イメージ | |
サイズ | 幅 425× 高さ 455× 奥行 410(mm) |
重量 | 約 13kg |
定格消費電力 | 934W/950W |
使用水量 | 5L |
洗浄方式 | ダブルノズル噴射式(上下のノズルから水が出る) |
標準収納容量 | 16点(大皿2点、中皿3点、小皿2点、小鉢2点、茶わん2点、汁わん2点、コップ2点)+箸類 |
専用洗剤標準使用量 | 約 8g |
電源ケーブル長 | 約 145cm(アース要接続) |
排水ホース長 | 約160cm |
目安電気代 | 1時間約25.7円(1kWhあたりの電気代を27円として計算) |
保証期間 | 購入日より12ヶ月 |
発売日 | 【ホワイト】2020/2/14 【マットブラック】2021/4/5 |
説明書 | 説明書(公式サイト) |
ラクアは工事不要タンク式食洗機の大定番。
食洗機マニアから見ても洗浄力、コスパ、評判や実績、サポート体制、どれをとっても優秀な、最強の1台です!
ラクアの詳しい特徴はこの記事の後半で解説します。
ラクアminiとの違いは?
サンコーからはラクアのほかに、もう一回り小さいラクアminiという食洗機が発売されています。
特に大きな違いは以下3点。
- サイズが違う(外寸、容量、設置スペース)
- 分岐水栓に切り替えられるかが違う
- 全額返金キャンペーンをやってるかが違う
詳しくはこちらのラクア・ラクアminiの比較記事で解説しているため、迷っている方はチェックしてみてください。
また、ラクアminiについて詳しく知りたい方は、こちらのラクアminiの使用レビューをご覧ください!
ラクアの使用レビュー
ではラクアが家に届いてから使用するまでの流れをレビューしていきます!
ラクアの外観、同梱物はこちら!
やはりラクアより一回り小さい「ラクアmini」や、パナソニック製で最小の食洗機「NP-TCR4」と比べると少し大き目。
イメージ | 幅 | 奥行き | 高さ | 重さ |
サンコー ラクア | 42.5cm | 41.0cm | 45.5cm | 13.0kg |
サンコー ラクアmini | 30.8cm (幅最小) | 31.5cm | 41.5cm (高さ最小) | 8.0kg (最軽量) |
Panasonic NP-TCR4 | 47.0cm | 30.0cm (奥行き最小) | 52.0cm | 12.0kg |
物理ボタンはありません。上の黒い帯状の部分がタッチパネルとなっていて、タップして操作します。
同梱物はこちらです。
- 食洗機本体
- 給水カップ
- バスケット
- 上部トレイ
- 下部トレイ
- 給水ホース
- 排水ホース・クリップ
- 説明書
設置して電源、排水ホースをつなぐ
早速設置していきます!
ラクアを設置するとき、横と食洗機の裏側はそれぞれ10cmあけておけばOKです。食洗機の上は、上記が出るため70cmと意外と広めに離しておく必要があります。
設置場所が決まったら、コンセントとアースを接続します。
そして排水ホースを接続します。
ホースをぐっと押し込んで、クリップをきゅっとはめ込んで、ホースが外れないようにプラスドライバーで固定します。
力もいらず、5分もかからずに設置が完了しました。
ちなみに右側にあるのは、給水ホースの取り付け口です。
ラクアはいざとなったら分岐水栓と接続して自動給水にもできる、2way式の食洗機です。
分岐水栓って?(タップで開く)
タンクでの給水がどうしてもめんどくさくなったら、分岐水栓に切り替えられるのが魅力の一つです。
食器を庫内にセットする
次に、食器をセットしていきます。
今日の夕飯です!
食べ終わりはこちら。
実はこちら、食洗機がもっとも苦手としている、ご飯粒の汚れがあります。(ちなみに画面上部のお茶碗に入っていたのは、お米よりさらに手ごわいオートミールです)
食洗機は高温のお湯で洗浄するので、油汚れなどには強いです。一方、熱でたんぱく質がかたまってしまう卵や、ご飯やチーズなどのこべりつく系の汚れが苦手。
こちらでラクアの洗浄力を見ていきましょう!
セットしようとラクアを開くと…
青い!?
青いライトは少しテンションがあがります。
トレーを引き出して食器をセットしていきます。
ラクアはお箸なんかを入れられる上部トレーがついているのが嬉しいです。意外と高さもあるので、フライ返しなんかも入れられます。
食器を入れたら、洗剤を入れます。
洗剤は、ふたを開けたところの下の方にあるくぼみに入れます。
ラクアの標準的な洗剤の使用料は8gなんですが、目安となる線がかいてあるので便利です。
他のメーカーでよくある、洗剤を庫内に直接入れるタイプの食洗機だと、毎回キャップで一度計る必要があるホエ。
慣れるとざっくり目分量で入れたくなるけど、量が多くないか、少なくないかってのは地味に気になるホエ~
もちろん洗剤のタイプは、粉末、ジェル、タブレットと、食洗機用ならどのタイプでも使えます。
ラクアだけでなくほぼ全ての食洗機に言えることですが、食洗機専用の洗剤を使う必要があります!手洗い用の洗剤は使えないので注意してください。
手洗い用と食洗機用では、『洗浄力』と『泡立ち』が違います!
手洗い用洗剤は泡立ちが良すぎて、食洗機で使うと故障の原因になります。少量でも使わないように注意してください!
水を5リットル給水する
洗浄に使う水を給水します。
ラクアに必要な水量は5リットル。
付属のカップが1.8Lなので、約3回の給水が必要です。正直言ってこれはかなり大変!
ということで、2回目からは一緒に買っていたウォータージャグを使ってみました。
これでかなり楽になりました!!
もうカップでの給水には戻れません!
給水についてはこの記事の後半でも詳しく解説します!
コースを選んでスタート!
給水が終わったら、コースを選びます。ラクアは5つの洗浄モードがあり、用途に応じて使い分けられます。
個人的には水洗いがあるのは嬉しいです!お水やお茶を飲んだだけのコップや、パンをおいただけのお皿など、手洗いか迷うものをささっと洗ってくれます。
上部についているタッチボタンでモードを選択していきます。
スタイリッシュです!個人的にはピコンピコンって音もかわいくて好きです。
ご飯食べてから2時間くらいたっていたので強力コースといきたいところですが、検証のためにあえて通常運転で。
中が見えるのは意外と大事。水がどんなふうに噴射されて、どうやって食器を洗っているかがよくわかります。
「食器を重ねて入れる」とか、汚れが落ちにくい並べ方をしちゃってても、目で見て気づけるホエ~
運転音は小さめに感じました。たとえると、洗濯機の静かな時の運転音くらいです。わかりにくいでしょうか…?
洗濯機が振動しておらず、ジャブジャブ水で洗っているときくらいの音です。
体感としては、分岐水洗式のパナソニックのプチ食洗機よりもずっと静かで、近くで読書していても動画を見ていても気になるほどではありませんでした。
洗いあがりは…!?
69分の洗浄と60分の乾燥が終わり、洗い始めから2時間ちょっとで終了しました。
あけて食器を出してみると・・・
キレイになってます!!
心配していたごはんのこべりつきもキレイに流れています。
さすが洗浄力に定評のあるサンコーラクアシリーズです。ピッカピカでした。
ラクアのメリット5つ
ここで、食洗機マニア目線で、ラクアのすごいポイントをまとめていきます。
一つずつ解説していきます。
メリット①食洗機としての基本スペックが高い
まず大前提として、ラクアは非常にバランスのとれた、基本スペックの高い食洗機です。
- 十分な洗浄力
- 洗浄メニューのラインナップ
- 食器が入れやすいカゴの形状
- 運転時の洗浄音の大きさ
「ここが惜しい!」みたいなのが見あたらない、優等生タイプの食洗機です。
メリット②タンクでも分岐水栓でも使える2Way式
ラクアは工事不要のタンク式食洗機として使われるのがメインですが、いざとなれば分岐水栓とも接続できる2wayタイプです。
タンク式と分岐水栓のちがい(タップで開く)
食洗機には、水タンクに手動で給水するタンク式や、蛇口とつないで自動で給水できる分岐水栓式などのタイプがあります。
ラクアは、タンクでも分岐水栓でも使える2way式の食洗機です。食洗機の分類を詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
タンク式か分岐水栓式か決められない
近々引っ越しの予定があるので、どちらにも対応できるようにしておきたい
そんな方には、いざとなればどちらでも使える2Wayタイプがピッタリです!
メリット③上段トレーでお箸やスプーンが洗いやすい
ラクアの庫内は、メインのカゴと上段トレーの2つがあります。
上段トレーは高さが低めですが、お箸やスプーンといったカトラリーや、フライ返しなどの調理器具がラクラク入ります。
他の食洗機は、カトラリー用の小さなカゴが入ってることが多いです。その場合、少し大きめの調理器具が入らなくなったり、カトラリーが入れにくかったりというちっちゃなストレスを感じます…
メリット④洗練されたデザイン。ブラックもあり!
画像で見るとなかなかわかりにくいかもしれませんが、他の食洗機と比べてもラクアのデザインはかなり洗練されています。
また、食洗機として珍しい、黒色のカラーバリエーションもあり。
黒い食洗機なら、落ち着いた雰囲気のお部屋にもスッとなじみますね。
メリット⑤圧倒的なコスパ
最後に忘れてはならないのが、商品の価格。
ラクアは2022年11月時点、34,800円というかなり良心的な価格設定です。
この十分すぎるスペックでこの価格なら、コスパという点でも食洗機業界No.1です。
ラクアのデメリット3つ
ここまでラクアのすごいポイントを紹介してきましたが、デメリットがないかも押さえておきたいですよね。
ラクアを買う前に知っておきたいポイントはこちら。
詳しく説明します。
デメリット①手動での給水がめんどうくさい!
ラクアに限らずタンク式食洗機のいちばんのデメリットはコレ。手動での給水のめんどくささです。
ラクアの場合、一度の運転で5Lの水を使います。付属カップの容量が1.8Lなので、運転のたびに3回の給水が必要。この給水の手間は繰り返し使っていくとジワジワ大きくなってきます。
そんな方はぜひ、給水用ウォータージャグを合わせて購入しておくことをオススメします。
ウォータージャグって、あのスポーツとか、キャンプとかで使うやつ?
そうです!一度水をくんだら食洗機の上に置きっぱなしにできるので、ほとんど放置で給水できます。
ウォータージャグ自体はamazonやキャンプ用品店などでも購入可能です。
また、ラクアはいざとなれば分岐水栓と接続して使うこともできる2way式。分岐水栓を購入して、自動給水として使うのも可能です。
給水を楽にするアイデアについてはこの記事でも解説しているので、心配な方はチェックしてみてください。
デメリット②常に乾燥もセット。洗浄だけモードなし
ラクアでお皿を洗うと、常に乾燥までセットで行われます。※洗剤を使わない水洗いモードのみは、洗浄だけして乾燥をしないコースになります。
食洗機は最後あつあつのお湯で注ぐため、扉を開けて少し放置しておくだけで割とすぐに乾きます。
乾燥モードを使うと衛生的だし早いんですが、「乾燥までしなくていいんだけど…」という方は、少し気になるかもしれません。
洗浄がおわったらピーっと鳴って教えてくれるので、うちではそのタイミングで運転終了して自然乾燥させてます。
今のところ特に問題は起きていませんが、本来の使い方ではないので、自己責任で!
デメリット③サイズは大きめ
これもラクアに限った話ではありませんが、食洗機自体は割と大きくて存在感があります。
個人的にはお皿洗いがなくなる手間に比べたらむしろ大きくて愛着がわくくらいなんですが、家にどうしても置くスペースがない人は、難しいですね。
そんな方にオススメの食洗機が、以下2つ。
- ラクアより一回り小さい『ラクアmini』
- シンクがそのまま食洗機になる超音波式食洗機『The Washer Pro』
超音波式なら備え付けのキッチンのシンクでも食器を洗えるので、どんな家でもスペース問題は気になりません。詳しくはこちらの記事で。
超音波式はスペースは解決するけど、運転音が大きかったり、すすぎと乾燥は手作業でやらないといけなかったりってデメリットもあるホエ。
使い勝手はやっぱり従来型の食洗機の方がいいから、スペース的になんとか置けそうなら、ラクアやラクアminiを選ぶのが無難ホエ~
ラクアminiのレビュー記事はこちら。
ラクアの口コミ・評判を紹介
実際にラクアminiを買った方の口コミを紹介します!
食洗機は「買ってよかった家電」ランキングでいつも上位に入ってて、買う前には戻れないホエ!
3万円で生活がガラッと変わるホエ😊
わかるホエ!
ラクアの洗浄音は他の食洗機に比べてエンジン音が静かで、水も激しくなくて、なんか優しい感じがするホエ~✨
お弁当箱のしつこいヌルヌルもラクアなら一発ホエ!油汚れと闘わなくてよくなるのは本当に嬉しいホエ~😊
食洗機はプレゼントにも最適ホエ!
ラクアは人気商品で在庫切れになることもたまにあるから、ほしい時期が決まってる人は要注意ホエ~😵💫
ラクアがオススメできない人
ラクアの特徴、メリット、デメリットを踏まえて「ラクアじゃない食洗機の方が合うかも…」という人のタイプをまとめます。
逆に言うと、これに当てはまらないほとんどの人にとっては、ラクアを買って後悔することはまず無いです!!
その理由を説明します!
ラクアを置くスペースが物理的にない人
物理的に置くスペースがなければどうしようもありません。
ラクアを置くのに必要なスペースはこちらです。
食洗機は「届いてみたら思ってたより大きい」という声をよく聞きます。
購入前にしっかりと計測することを強くオススメします!
1人暮らしであまり自炊をしない人
家がよっぽど広ければ問題ありませんが、あまり自炊をしないならラクアだと少し持て余すかもしれません。
そこまで自炊の頻度が高くないとか、使う食器が多くない場合は、一回り小さいラクアminiだとかなりコンパクトになるのでちょうどいいです!
フライパンや鍋などの調理器具を洗いたいなら、一人ぐらいでもラクアはアリ!
実際にラクアとラクアmini、どちらも持っている食洗機マニアとして、2つの違いを徹底分析しました。迷っている方はこちらの記事もどうぞ!
4人以上の家族
逆に家族が4人以上となると、ラクアのサイズでは容量が足りないかもしれません。
4人以上分の食器を一度に洗えるもので評判が良いものとなると、実質Panasonic(パナソニック)から出ているレギュラータイプ食洗機の3種類のみです。
このサイズの食洗機はすべて分岐水栓式になります。一度に11Lほどの水を使うので、タンク式だと2Lのカップ×6回で現実的ではありません…!
パナソニックのファミリー向け<レギュラータイプ>食洗機の中でのオススメはNP-TA4です。こちらの記事で詳細に比較しているので、気になる方はごらんください。
ここまでラクアが合わない人についてかなりぶっちゃけて解説しました。
逆に言うと、上記に当てはまらなかったら、サンコーのラクアは食洗機マニアとして自信をもってオススメできる1台です!
ラクアと似ている食洗機との比較
ラクアと近いサイズで、よく比較される商品はこちら。
- サンコー「ラクア」
- Maxzen「JDW03B01」
- パナソニック「NP-TSP1」
チェックしたい項目別に比べていきます。
食洗機の品番 | サンコー「ラクア」 | Maxzen「JDW03B01」 | パナソニック「NP-TSP1」 |
分岐水栓への切り替え | 可能 | 可能 | 可能 |
上部トレー | あり | なし | なし |
給水位置 | 上部 | 下部 | 下部 |
サイズ (幅×奥行き×高さ) | 42.5cm×41cm×45.5cm | 45.4cm×41.3cm×49.1cm | 55cm×34.1cm×60cm |
外部受賞歴 | 2020年 「家電批評オブ・ザ・イヤー」 グランプリ(記事) | なし | ASCII『推し家電大賞 2022』 その他キッチン家電部⾨ 3位(記事) |
値段 (2023年3月時点) | 37,800円 | 30,780円 | 87,229円 |
参考 | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る |
値段で見ると、Maxzenの「JDW03B01」が30,780円と最安です。
ラクアよりは一回り大きくなりますが、給水位置が下部にあったり、予約運転ができたりと、Maxzenもオススメの食洗機です!
個人的には、デザインはラクア!機能とコスパならMaxzenって感じがします。
また、「NP-TSP1」は大手パナソニックの食洗機で安心感がありますが、値段は2倍以上…
ラクアもNP-TSP1もどちらも使ってみましたが、正直なところ、使い心地はほとんど変わりませんでした。
パナソニックNP-TSP1の使用レビューはこちらの記事にあるホエ!
ラクアのレビューまとめ
この記事では、ラクアを実際に使ってみてのレビューと、買う前に気になっていたポイントを解説してきました。
繰り返しになりますが、食洗機マニアの私から見ても、ラクアはほとんどの人にとってベストな1台です。
これまで毎日のお皿洗いで、時間もストレスもかかっていた方は、ぜひ食洗機のある生活を、お皿洗いから解放された生活を体験してみてほしいです。
それでは、良い食洗機ライフを!
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