評判のいいラクアを買おうと思ったけど、一回り小さいラクアminiも出たって…新しい方がいいのかな?
一人暮らしの自分にはラクアminiでよさそうだけど、大は小を兼ねるっていうし、大きい方がいいのかなぁ
そんな疑問にお答えします!
私は食洗機が大好きで、人気モデルであるラクアとラクアminiは当然ながら(?)2つとも持っています。
この記事では、2つとも実際に使った経験から、商品ページだけではわからないような2つの違いを踏み込んで解説していきます。
先に結論をいっちゃうと、こうホエ!
サンコーの食洗機が気になっている方はぜひ読んでみてください。
ラクアとラクアminiどっちも使ってわかった5つの違い
ラクアとラクアminiの違いで重要な点は5つあります。
それぞれ詳しく解説します。
違い①サイズが違う
まずは名前からもわかるとおり、ラクアとラクアminiはサイズが違います。
このサイズの違いは、次の3つに影響がでます。
外寸サイズ
ラクアとラクアminiの外寸サイズの違いは以下の通り
高さは4cmしか変わりませんが、幅と奥行きはそれぞれ10cm近く異なります。
これは実際に見るとよりハッキリとわかり、家電自体の存在感という点ではラクアminiはかなりスッキリまとまっています。
一度に入れられる食器の数
サイズの違いにともない、当然、収納容量も異なります。
公式サイトでは、ラクアは17点、ラクアminiは12点とあります。
5つしか違わないの?思ってたよりかわんないかも…
しかし体積で比べるとラクアminiはラクアの約半分。実際に使った体感としても、2倍くらい入る容量が違う感じがしました。
また、庫内のカゴのサイズはこちら。
面積に直してもラクア992㎠(32cm×31cm)に対して、ラクアminiは483㎠(21cm×23cm)
やっぱりラクアはラクアminiの約2倍の食器が入ると考えてよさそうです!
設置スペース
設置に必要なスペースが変わってくるのも大きなポイント。ラクアminiなら置けるけどラクアなら置けるなんて間取りもあるかと思います。
設置場所は、食洗機本体のサイズ+壁や天井と離す必要のある距離で決まってきます。
それぞれのサイズと設置条件をまとめるとこちら
買う前にできれば設置予定の場所を測ってみて、設置したらどうなるかイメージしてみましょう。
違い②分岐水栓に切り替えられるかが違う
次に給水に関する機能で、大きな違いを解説します。
ラクアminiは分岐水栓と接続ができず、タンク給水のみ対応しています。
ラクアはいざとなれば分岐水栓とも接続できる、2way式食洗機です。
タンク式食洗機のいちばんのデメリットとしてよく言われているのが「毎回の給水を手動でやるのが大変」ということ。その点、いざとなれば分岐水栓とも接続できる2way式は安心です。
タンク式の給水を楽にするコツはこちらの記事でも解説しています。
違い③値段が違う
2022年11月時点において、ラクアの定価は34,800円(ホワイト)。ラクアminiは23,800円です。※ラクアのブラックは35,800円
1万円は小さな金額ではありませんが、食洗機は毎日繰り返し使う家電です。
設置スペースや食洗機の大きさを考えてminiを選ぶのは全然アリかと思いますが、「1万円安いから」というだけの理由でラクアを諦めてminiを買うのはオススメしません。
例えばよく比較されるパナソニックのスリム式食洗機は約9万円、超音波式食洗機The Washer Proは約8万円。
そのあたりに比べたらそもそもサンコー製品は機能に対してコスパが良すぎるホエ~!
違い④その他小さな違い
ここまで、ラクアとラクアminiの主要な違いについて解説していきました。
ここからは、もっと詳しく知りたい方のために、それ以外の小さめの違いについても5点解説します。
カラー展開
ラクアminiは白色の1色展開ですが、ラクアは白と黒の2色展開です。
食洗機は白ベースのものが多く、黒色が選べるのは珍しいです。落ち着いた雰囲気の家や、あまり生活感を出したくない家には黒色は嬉しいですね。
使用水量、洗剤の量
一回の運転に必要な水の量、洗剤の量も違います。
やはりサイズが小さい分、ラクアminiの方がどちらも少なく、ランニングコストは抑えられると言えます。
しかしそもそも手洗いのときの使用水量と比べたら、どちらも1/10程度。エコであることには変わりありません!
洗浄・乾燥モード
洗浄と乾燥モードも少し違います。まとめるとこちら
ラクアminiの場合、エコモードと、乾燥だけのモードはありません。
エコモードってなに?
通常モードよりも洗浄時間が10分短いモードです。食後すぐ洗うときなどに使うとのことです。
食後すぐ洗うときはスピードモードで十分キレイになるので、個人的にはエコモードを使うタイミングはあまりないかな?と思います
ちなみにどちらも、洗浄だけのモード(乾燥をしないモード)はありません。
洗浄が終わるとピーッピーッと音がして、表示されていた残り時間も乾燥時間用にリセットされます。
自分はこのタイミングで電源を切って、扉をあけて自然乾燥という使い方をしています!
庫内LEDライトの有無
ラクアは扉を開くと青いLEDランプが光ります。これにより庫内の奥の方まで光るので入れやすいとのこと。
ただし、食器を入れる流れは
- トレーを引き出す
- 食器を並べる
- トレーを戻す
なので、庫内で食器を並べ直したりすることは少なく、なくてもそんなに関係ないかなと思います。
青く光るとちょっとかっこよくて、最初の数回はテンションが上がるホエ~!!
洗浄方式(ノズルの数)
ラクアは庫内の上と下からお湯を噴射して汚れを落とします。
一方でラクアminiは上には噴射口はついておらず、下からのみです。
じゃあラクアminiは、お皿の上の方はキレイに洗えないってこと?
その心配はありません。ラクアminiで下から噴射した水は、庫内の天井や側面で跳ね返って、お皿を漫勉なくキレイに洗ってくれます。
たぶんラクアminiのコンパクトな形状だからこそ、しっかりと水を反射して洗えるのだと思います
【比較結果】あなたへのオススメはこっち!
ここまでラクアとラクアminiの違いを解説していきました。
改めて「こんな人にはこっちがオススメ!」という観点で整理します。
ラクアがオススメな人
- スペース的にラクアでも置ける人
- 分岐水栓での自動給水に切り替える可能性がある人
- 使い勝手が不安で全額返金キャンペーンを使う可能性がある人
正直ラクアは機能、保証、コスパともに優れた超優秀な最強の一台です。
スペース的に置けさえするならもうラクアを選んでおけば間違いないかと思います。
ラクアを実際に使用して感じたメリット、デメリットなどは、こちらの記事で詳しくレビューしています!
ラクアminiがオススメな人
- 設置スペース的にラクアは置けない人
- 一人暮らしで自炊の頻度が少ない人
- なるべくコンパクトで圧迫感のない食洗機がいい人
スペースの問題でラクアがどうしても置けない!という人にはラクアminiがオススメです。
ただし、一人暮らしでも、調理器具なども洗いたい人は、大き目食洗機の方が使い勝手は良いです。
ラクアminiのいちばんの魅力は見た目にもコンパクトなスタイリッシュさなので、そちらを重視する方にはラクアminiがオススメです。
ラクアminiのレビュー記事もこちらに!
実はこのラクアminiのレビュー記事は、サンコーさんの公式サイトでも愛用者レビューとして紹介されてるホエ~
それでも選べないならラクア!
色々考えすぎて逆に選べなくなってきた~!!
もし私だったら、2つで迷ったらラクアの方を買います。
余裕をもって食器が入れられて、分岐水栓にも切り替えられるという点で、スペースさえクリアできたら後悔するリスクが低いと思うからです。
食洗機を一度使うと、「これを今まで手でやってたなんて…」と驚くくらい、生活が楽になります。
年々普及率も上がってきており、現代社会での三種の神器と言われている食洗機。
お皿洗いに悩む方はぜひ食洗機のある生活を体感してみてください!
それではよい食洗機ライフを!
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