Panasonicなどの自動給水タイプの食洗機を使うには、今の台所の蛇口に分岐水栓をとりつける必要があります。
取り付け工事をしなきゃいけないなら、やっぱり賃貸じゃ無理かなぁ…
大丈夫ホエ!
賃貸に住んでても、ほとんどの管理会社さんは分岐水栓の取付をOKしてくれてるホエ!
ほとんどの賃貸物件では分岐水栓の取付は許可されていますが、取り付ける前には管理会社に連絡しておいた方が無難です。
この記事では、以下について解説します。
この記事の内容
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分岐水栓さえとりつけちゃえば、食洗機は手に入れたも同然ホエ!お皿洗いにさよならするために、もう一息がんばるホエ~!
管理会社に事前連絡するべき理由3つ
分岐水栓が退去時に元に戻せるなら、管理会社さんにわざわざ言わなくても問題ないと思うかもしれません。
しかしこのブログでは、以下の3つの理由から事前に連絡しておくことをオススメしています。
それぞれ解説します。
理由1:分岐水栓NGの物件かもしれないから
ほとんどの賃貸物件では、特に問題なく分岐水栓の取付自体をOKしてもらえるかと思います。
しかし、物件が古くなっているなどによる水道周りの事情や、大家さんの考え方によっては、認めてもらえない可能性もゼロではありません。
そんなとき、こっそり分岐水栓式食洗機を導入して何かあったら、賃貸契約違反などの大きなトラブルにつながってしまいます。
いまは分岐水栓式以外にも、一切の工事が不要なタンク式食洗機もたくさん出ています。
事前に分岐水栓の取付はNGとハッキリわかっていたら、タンク式の中から選ぶなどで回避することも可能です。
理由2:物件独自ルールがあるかもしれないから
物件によっては、分岐水栓の取付自体はOKでも、取り付けるときの条件などがあるかもしれません。
実際にぼくの場合は、「取付は問題ないけど、水道業者の人にやってもらってね」と言われました!
また、既存の蛇口が古いタイプで、カルキなどでガッチリ固まっている場合などは、そもそもどうやって取り付けるか、費用はどちらが負担するのかなど、管理会社の方と相談しながら進めていくことになります。
管理会社の方の気持ちになって考えてみても、実際の購入や作業の前に事前に一声かけてくれる入居者の方のほうが安心ですよね。
理由3:このあとの工程がスムーズになるから
管理会社の方に連絡しておくと、このあとの工程がスムーズになります。
例えば、今ある蛇口の型番がわからない場合、管理会社の方に聞いたらサクッと教えてくれることも多いです。
また、どの水道業者にお願いすればよいかわからなくて迷うときは、管理会社の方に付き合いのある水道業者を紹介してもらうようお願いしてみることもできますね。
管理会社さんに話を通しておくと、思わぬところで相談に乗ってもらえたり、アドバイスをもらえたりするホエ~
管理会社とのやりとりのポイント3つ
管理会社の方へ電話やメールで連絡するときは、以下の3つを伝えればOKです。
ポイント1:食洗機のために分岐水栓をつけたいこと
当然ですが、まずは「食洗機を買おうと思っている」ことを伝えましょう。慣れている管理会社さんであれば、「ああ、分岐水栓の件ですね」とスムーズに話が通じるかと思います。
そのうえで、「今ある蛇口に分岐水栓を取り付けたいけど、問題ないか」聞いてみましょう。
他の入居者さんからも問い合わせを受けたことがある管理会社も多いので、すぐにOKがもらえる可能性が高いと思います。
ポイント2:退去時には元に戻せること
もし管理会社が小規模だったり、個人で物件を所有している大家さんが自分で管理していたら、食洗機の分岐水栓についてあまり詳しくないかもしれません。
その場合は、「退去時には元通りにできる」ということをしっかりと説明しましょう。
分岐水栓は、既存の蛇口のレバー部分に、水を分岐させるためのパーツのことです。
取付のタイミングで部品を壊してしまうなど、よっぽどのことがなければ退去時に元通りに直せます。
また、そのことは食洗機最大手メーカーであるPanasonicの公式HPにもハッキリと明記されています。
こちらを紹介しながら説明しても良いかもしれません。
また、不動産業界では、「退去時に元に戻すこと」を「原状回復」と言います。大家さんに対しては「今回取り付けたい分岐水栓は、退去するときは取り外して原状回復できます」と説明したらスムーズに伝わるかと思います!
ポイント3:他に何か気を付けることがあるか
最後に、逆に管理会社さんに、「何か気を付けることはありますか?」と確認しておきましょう。指定の業者や、時間帯などのお願いがあるかもしれません。
また、取付を水道業者にお願いする予定の方は、このタイミングで管理会社さんに取引のある水道業者を教えてもらうのもいいかと思います。
ぼくも実際に経験しましたが、ネットで水道業者を調べようとしてもたくさん出てきて、どこが良心的な業者なのか判断するのは難しかったです。
その中のいくつかに実際に電話で問い合わせてみると、運営元がハッキリしなかったり、さらに別の業者に転送されたりと、不安になる業者がほとんどでした。
私が実際に取付をお願いした福岡水道ドクターさんが、悪質な水道業者についてまとめてくれています!
管理会社さんと取引のある業者さんなら、悪徳業者の可能性は低いので、安心して任せられますよね。
それでも業者がいいか見つからないときは、くらしのマーケットで探すのがオススメです。
くらしのマーケットとは?
くらしのマーケットとは、エアコンの取付やハウスクリーニングなどを業者にお願いしたいとき、地域の業者を探して依頼することのできる業者検索・仲介サイトです。審査に通った優良な業者しか掲載されていませんし、申し込み前に料金や口コミを事前に比較できるのが特徴です。
分岐水栓の取付に特化した業者の方もたくさんいるので、よさそうな水道業者が見つからないときは一度チェックしてみるのがオススメです!
万が一分岐水栓がダメだった時の別の案
万が一、分岐水栓の取り付けはダメだと言われても、食洗機そのものを諦める必要はありません!以下の2つの案を紹介します。
取り外しが可能なコネクターをつける
正規の分岐水栓に比べて耐久性が弱く、見た目もチープになってしまいますが、分岐水栓ではなく蛇口の下部分につけるタイプのコネクターが存在しています。
こちらは既存の蛇口にかますのではなく、下部分につけるので、分岐水栓の取付問題はある程度解決してしまいます。
もちろん、食洗機用の正規の分岐水栓ではないので、耐久性が低めなどの注意は必要ですが、価格も手ごろなので、今のマンションに住んでいる間はとりあえずこちらでしのぐ、というのは全然アリかと思います。
タンク式食洗機か2way式食洗機を選ぶ
いまは一切の工事が不要なタンク式食洗機もたくさん販売されています。
毎回の給水が必要にはなりますが、タンク式食洗機でも、手洗いに比べるとずっと楽になります。
また、タンクでも分岐水栓でも使える2way式の食洗機も多いです。今の物件は分岐水栓NGでも次の引っ越し先では使えるかも、という場合は、2way式を選ぶのもアリかと思います!
タンク式食洗機のオススメはこちらの記事で紹介していますので、よかったらご覧ください!
それでは、よい食洗機ライフを!
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