ついにパナソニックから1人暮らし向け食洗機が発売! レビューはこちら

工事不要で使えるPanasonicの食洗機NP-TSP1をレビュー!プチ食洗との比較も。

NP-TSP1レビュー

食洗機の最大手といえばPanasonic(パナソニック)。大手家電メーカーで安心感がありますが、これまでは分岐水栓の取り付けが必要なタイプしかありませんでした。

しかし!
2021年末、ついにPanasonicから工事不要で使えるタンク式食洗機が発売されました。

パナソニックが工事不要の食洗機を出したのは初めてだよね!
スリムタイプっていうけど本当に小さいの?値段は?使い心地は?

早速使ってみたホエ!
安定のPanasonic製で使い心地はバッチリ
ただ…タンク式の宿命で、給水はやっぱり大変ほえ…

この記事では、NP-TSP1の使用レビューや、実際に2か月間毎日使い倒してみて感じたメリット、デメリットについて紹介します。迷っている方の参考になれば幸いです。

良かった点(メリット)
惜しい点(デメリット)
  • 洗浄力はもちろん問題なし
  • 分岐水栓に切り替えてもスムーズに使える
  • パナソニック公式のサブスクサービス(月額2,530円~)対応機種!
  • 使用水量は9Lで給水はやっぱり大変
  • 本体の下についた水タンクの分、高さは60cmと高め。存在感アリ
タップできる目次

NP-TSP1の基本スペック

NP-TSP1は、これまでパナソニックとして初めての工事不要タンク式食洗機です。

商品イメージnp-tsp1
カラー展開W(ライトグレー)のみ
※実際に見たらほぼ白です!
サイズ幅 550× 高さ 600× 奥行 341(mm)
重量約 19kg
消費電力量670Wh
使用水量9.0L
洗浄方式ノズル噴射式(下ノズル2, 背面ノズル1)
標準収納容量24 点(茶碗4点・汁椀4点・コップ4点・小皿4点・中鉢4点・大皿4点)
専用洗剤標準使用量約 5g
電源ケーブル長約 1.9m(アース要接続
排水ホース長約 1m
目安電気代1時間約18.1円(1kWhあたりの電気代を27円として計算)
保証期間購入日より12ヶ月
※サブスク利用の場合、最大48カ月
発売日2021/11/15
公式サイトパナソニック公式で詳細を見る
取り扱い説明書Panasonic公式サイトで説明書を見る >
NP-TSP1基本スペック

NP-TSP1の実機使用レビュー

実際に家に到着してから、洗ってみるまでの流れです。

パナソニック公式のサブスクサービスを利用したときの流れなので、通常の購入とはパッケージなどが一部違う可能性があります。

到着~設置

こんなサイズの段ボールで到着しました。でかい!!

部品が外れないように、テープでていねいに留められています。

同じパナソニック製品で、1~2人向けのプチ食洗NP-TCM4 (Amazon)が家にあったので、大きさを比べてみました。

高さ
横幅

高さと横幅は明らかに違いますね。しかし奥行きはどうでしょうか。

奥行き

NP-TSP1の方が4cmほど厚みがあります。

ちなみに、同時期に発売された、スリムタイプで分岐水栓専用の食洗機NP-TSK1 (Amazon)は奥行き29cmとのこと。いちばん小さいらいんであるプチ食洗よりも薄いのは驚きですね。

付属品はこちら。

庫内の様子
付属品
NP-TSP1の付属品
  1. 背面カバー
  2. 洗剤のサンプル
  3. 小物入れ
  4. 排水ホース
  5. 吸盤(排水ホースをシンクの中で固定するもの)
  6. 給水カップ
  7. 下かご
  8. 説明書

今回はPanasonic公式の食洗機サブスクサービスを利用したので、半年分の洗剤もついてきました。

設置していきます。

台にのせました。ジャストサイズですね。アース線をつないで、コンセントをさします。

背面に排水ホースをつないで、カバーをしめます。少し窮屈でしたが、グッと力を込めたら閉まりました。

無事設置が完了したので、いよいよ洗っていきます!

実際に洗ってみました

今日のメニューはこちら。鳥のステーキ、目玉き、副菜数品。(タンパク質が多い…)

食べる前
食べた後

ソースを軽く水で流して、食洗機にお皿をセットします。
※大皿は5枚使っちゃったんですが、4枚までしか入りませんでした💦

洗剤を入れます。

洗剤を入れるところがちっちゃいすべり台みたいになってて
入れやすいホエ~!

付属のカップで給水していきます。

NP-TSP1の給水の様子

給水口は食洗機の下部についており、水の入ったカップを高い位置まで持ち上げなくていいので、かなり楽です。給水口も広く、しっかりと傾斜がついているのでほとんど水ハネしませんでした。

ただし、9Lの給水が必要なので、付属の2Lカップだと5回の給水が必要。これはちょっと大変かも…と感じました。

給水が終わったら洗浄スタート!今回は汚れレベル2(3段階のうち真ん中のレベル)でやってみます。

ー90分後ー

洗い終わったので、食器を出して洗いあがりをチェックします。結果は…

ピカピカです✨

Panasonicの食洗機は以前にも使ったことがあるので、洗浄力は心配してませんでしたが、やはり問題なしでした。

使ってみてわかったメリット・デメリット

到着してから2か月間、2人暮らしの我が家でほぼ毎日使い倒しました!

実際に使ってみて感じたNP-TSP1の良かった点と惜しい点を紹介します。

良かった点(メリット)
惜しい点(デメリット)
  • 洗浄力はもちろん問題なし
  • 分岐水栓に切り替えてもスムーズに使える
  • パナソニック公式のサブスクサービス(月額2,530円~)対応機種!
  • 使用水量は9Lで給水はやっぱり大変
  • 本体の下についた水タンクの分、高さは60cmと高め。存在感アリ

NP-TSP1の良かった点(メリット)

まずは、メリット3点です。

洗浄力はもちろん問題なし

さすが食洗機の生みの親であるパナソニック製品。

洗浄力やすすぎの仕上がりといった基本性能は全く文句なしでした。

分岐水栓に切り替えてもスムーズに使える

タンク式として発売されているNP-TSP1ですが、実はいざとなれば分岐水栓と接続して自動給水もできる2Wayタイプの食洗機です。

実際に分岐水栓と接続して使用してみましたが、使用感は全く変わりません。タンク式か分岐水栓式か迷っている方でも安心ですね。

ちなみに分岐水栓とつないで使うときは、別売りの給水ホース(1.2mタイプは1,980円)が必要になります。

最初から分岐水栓とつないで使うつもりなら、
同時に発売されたNP-TSK1を買うのがいいホエ!
こっちはタンク式として使えない分、
もっと小さくて、薄くて、しかも安いホエ~!

分岐水栓タイプはこれ!

パナソニック(Panasonic)
¥75,000 (2024/03/26 23:58時点 | Amazon調べ)

パナソニック公式のサブスクサービス(月額2,570円~)対応機種!

最後に、この食洗機だけの大きなメリット。NP-TSP1はパナソニック公式の食洗機サブスクサービスの対象商品になっています。

食洗機のサブスクって?いろいろ使い放題ってこと?

一言でいうと、月額2,570円(税込)で新品のNP-TSP1が利用できちゃうサービスホエ!
普通に買うと8万円以上するから、お試しで使い始めたい人にはもってこいホエ!

パナソニックの食洗機サブスクサービスは他にもこんな魅力があります。

  • 初月の利用料は無料
  • 3年間使い続けたら自分のものに
  • 解約料は5,390円!万が一合わなくても安心
  • 最長4年間の無料サポート!

詳しくはこちらの記事で解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

NP-TSP1の惜しい点(デメリット)

次に、デメリットと感じた点は以下2点です。

使用水量は9Lで給水はやっぱり大変

これはタンク式食洗機の宿命とも言えるのですが、やはり給水の大変さがいちばん気になりました。

NP-TSP1の1回の洗浄に必要な水量は9.0リットル。これはタンク式で最小のラクアminiの3.2リットルと比べると、約3倍です。

付属の給水カップの容量が約2リットルなので、毎回5杯の給水が必要でした。

何度も給水する食洗機くじら
何度も給水する食洗機くじら

なお、こんな面倒な給水を楽にする方法を以下の記事で解説しています。

NP-TSP1でオススメなのは、アイデア③として紹介している『自作の給水ホースで蛇口から直接給水する』方法です。実際にDIYされている方も紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

高さは60cmと高め。存在感アリ

NP-TSP1の水タンクは、食洗機の底の部分についています。

その分全体の高さが底上げされて、高さ60cmとやや存在感のあるサイズとなりました。

エマンシー
エマンシー

扉をあけるとさらに高く、71.2cmまで高くなります!
食洗機の上についている排気口からは蒸気が出るので、
食器棚とかがある人はサイズを要チェックです!

NP-TSP1はどんな人にオススメ?

NP-TSP1がおすすめできる人、できない人について解説します。

NP-TSP1がおすすめできる人

NP-TSP1がおすすめな人
  1. 工事不要のタンク式で探してるけど、安心のパナソニック製で使いたい!
  2. うちに合うかわからないので、サブスクでお試し利用してみたい
  3. 最初はタンク式でも、そのうち給水が面倒になって、自動で給水してくれる分岐水栓式にしたくなるかも

こんな人にはNP-TSP1はオススメです。

他の家電と比べるとまだ歴史の浅いタンク式食洗機。有名な家電メーカーとなると実質Panasonic一択です。

そのパナソニックから出た初のタンク式食洗機がNP-TSP1なので、大手メーカーの安心感を重視したい人にはピッタリです。

NP-TSP1がおすすめできない人

NP-TSP1がおすすめできない人
  1. この記事を読んで既に「給水めんどうくさそう」と感じている
  2. 『1人暮らし』もしくは『4人以上で暮らしている』

NP-TSP1の最大の惜しいポイントは、給水の手間です。いずれ分岐水栓にするなら、最初から分岐水栓式で選ぶ方が価格的もお得で、サイズもコンパクトです。

また、実際に使ってみての感覚ですが、NP-TSP1の容量は、「2人暮らしにはピッタリ。3人でギリギリ」と感じました。

1人暮らしの人や、4人以上の家族の人にオススメの食洗機は以下の記事でまとめたので、よかったら参考にしてみてください。

一人暮らしはこちら

4人以上はこちら

結論:工事不要かつ安心のPanasonic製がほしいならこれ一択。給水の手間は覚悟して!

この記事では、NP-TSP1を詳細にレビューしてきました。まとめると以下の通りです。

NP-TSP1の特徴まとめ
  1. NP-TSP1は食洗機の最大手パナソニックが出した、初のタンク式食洗機。
  2. 洗浄力などの基本性能は全く問題なし。
  3. いざとなれば分岐水栓でも使える2Wayタイプで、サブスクサービスもあり。
  4. 一回の洗浄に必要な水量が9L。付属の2Lカップで5回の給水が必要で、かなり大変!

筆者としては、やはり給水の手間は大きいので、なんとか分岐水栓が使用できないか試してみることをオススメします。例えば、同時期にPanasonicから発売されたNP-TSK1は、もっとコンパクトで、価格も1万円ほど安いです。

分岐水栓タイプはこれ!

パナソニック(Panasonic)
¥75,000 (2024/03/26 23:58時点 | Amazon調べ)

賃貸物件で分岐水栓を使うときの管理会社とのやりとりはこちらの記事にまとめていますので、よかったら参考にしてください。

それでは、よい食洗機選びを!

NP-TSP1レビュー

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